エンジニアがECサイトを制作する際、様々な実装方法があります。
エンジニアは顧客が要望するサイトを制作するにあたって必要となる実装方法を決め、コンセプト定義から進めていきます。
まずは顧客の希望を汲み取り、どういった実装方法を用いればその希望を実現できるかを検討する要求定義を行います。スクラッチ形式で開発を進めるのか、市販のパッケージを用いる形での開発を行うか、月額課金のクラウドサービスを用いるかを、顧客の予算との兼ね合いで決定していく重要な仕事です。
サイトコンセプトは、サイトの立ち上げ後にも大きな影響を及ぼす重要なポイントです。そのため、少ないコストで顧客の要望の実現を可能にする方法を検討するべきでしょう。
コンセプト定義が済み実装フェーズに入ると、プログラミングに用いる言語やデータベースの選定に進んでいきます。
IT業界は技術革新のスピードが早く、新しい言語やフレームワークが続々と登場している状況です。
既存の言語の方が過去の資産を元にした確実な開発を行えますが、新しい言語には既存の言語の欠点を補う利点もあり、スピーディな開発を実現できるなどのメリットもあります。そのため開発現場に従事する技術者のスキルレベルなど、リソースの状況に応じた適切な開発方法を選択しましょう。
サイトの立ち上げが終わった場合、商品登録や運用テストに移っていきます。入念な開発スケジュールを立て、サイトオープンに向け開発を進めることが大切です。